フォルクスワーゲングループとポルシェ、経営統合が完了

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7月4日、経営統合を発表したポルシェのマティアス・ミューラーCEOとVWグループのマルティン・ヴィンターコルンCEO
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ドイツ自動車大手のフォルクスワーゲングループとドイツのスポーツカーメーカー、ポルシェAG。両社の経営統合が当初の予定通り、完了したことが分かった。

これは8月1日、フォルクスワーゲングループが発表したもの。ポルシェの持ち株会社、ポルシェ・オートモービル・ホールディングSEが保有していたポルシェAGの株式50.1%を、フォルクスワーゲングループが44億9000万ユーロ(約4280億円)で取得。これにより、フォルクスワーゲングループのポルシェAGへの出資比率は100%となった。

この結果、フォルクスワーゲングループはポルシェAGを完全子会社化。2009年12月、フォルクスワーゲングループがポルシェAGの株式の49.9%を取得して以来、2年半を経て、両社の経営統合が完了したことになる。

フォルクスワーゲングループのマルティン・ヴィンターコルンCEOは、「両社にとって、明るい未来が開けた。フォルクスワーゲンとポルシェの関係は、さらに強固なものになるだろう」と語っている。

《森脇稔》

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