【トヨタ ポルテ 新型発表】派生車含めて月販8000台目指す…開発主査

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新型スペイド
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  • トヨタ ポルテのチーフエンジニア、 製品企画本部の鈴木敏夫 主査
  • トヨタ自動車製品企画本部・鈴木敏夫主査
  • トヨタ 新型ポルテ 発表会
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新型『ポルテ』と派生新モデル『スペイド』の開発を担当した製品企画本部の鈴木敏夫主査は、競合車について「同じようなモデルでストレートに競合するクルマはないが、周辺には多々ある」と指摘する。

車格や外観は異なってもユーザーからは「スライドドアをもったクルマのなかで比較される」というのだ。鈴木主査は、具体的な周辺競合モデルとして「軽自動車のタントやN BOXなど。登録車ではフリードやソリオ」を挙げた。

もっとも、そうしたライバルの登場によってコンパクトサイズのスライドドア車の国内市場(登録車)は「2005年以降下降傾向にあったが、10年からは急拡大している」(鈴木主査)という。今回の全面改良を機に投入する派生モデルのスペイドは、ポルテを扱っていないカローラ店とネッツ店が販売する。

鈴木主査は「お客様の声は多様であり、ポルテは柔らかいデザインが親しまれたものの、もう少しスタイリッシュでアクティブにという声もあった」と投入の狙いを話す。ポルテの旧モデルは、ピーク時で月間5800台の販売だったが、新モデル2機種はいずれも同4000台で計8000台を計画しており、フルラインチャンネルでの扱いで販売の底上げも図る。

《池原照雄》

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