英国ジャガーカーズのミドルレンジ、『XF』。セダンとステーションワゴンの『XFスポーツブレーク』に、欧州で2013年モデルが設定された。
2013年モデルのハイライトは、新エンジンの追加。先に発表された『XJ』の2013年モデルと同じく、新開発の3.0リットルV6スーパーチャージャーを新たに用意している。
この3.0リットルV6スーパーチャージャーは、最大出力340ps、最大トルク45.9kgmを発生。上級の5.0リットルV8自然吸気ユニットの最大出力385ps、最大トルク52.5kgmと比較しても、それほど遜色はない。
0-96km/h加速は5.7秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力。その一方、2013年モデルは全車に8速AT(V6以上はアイドリングストップ付き)が採用されたこともあり、3.0リットルV6スーパーチャージャー仕様は、欧州複合モード燃費10.64km/リットル、CO2排出量224g/kmの環境性能を実現する。
ジャガーカーズは、2013年モデルのXFについて、「燃費は最大で20%向上」と説明している。