BMWの二輪部門であるBMWモタードは6日、2013年モデルの全車にABSを標準装備すると発表した。
BMWは1988年、量産二輪車としては世界で初めて、ABSを採用。その後、ABS搭載車のラインナップを拡大してきた。今回のABS全車標準採用は、2016年に欧州で導入予定のABS標準化の法規制を、先取りしたものといえる。
ABSを標準装備した2013年モデルは、2012年8月以降、販売店で受注をスタート。このABSの標準化は、欧州だけでなく、全世界で販売されるモデルが対象だ。
BMWによると、全車にABSを標準化した二輪メーカーは、BMWが世界初。同社は、「二輪車のリーディングメーカーとして、BMWは常に安全性に対する責任を果たしてきた」と説明している。