日本のみならず世界でも人気が高いマツダ『ロードスター』、今月5日にフェイスリフトが行われてより精悍なデザインになったのを機に、最上級グレード+フル装備で見積もりをとってみた。日本が誇る名車の最上級仕様はいくらになるのだろうか。まず、ベースとなるのはハードトップを装備した「RS RHT」グレードの6MT車だ。そこからさらに、本革シートなどがセットになった「レザーパッケージ」やボーズ社製サウンドシステムをメーカーオプションとして装着した。また、ボディカラーには特別塗装色のホワイトパールを選択した。ディーラーオプションでも、クルマ全体のバランスを崩さない範囲で、装備を追加した。具体的には、アルパイン製HDDナビのほか、フロントエアダムスカートやリアディフューザーなどのエアロパーツ、本革を用いたシフトノブやシフトブーツ、スカッフプレートなどのインテリアパーツ、マツダスピードのアルミホイールやスポーツサウンドマフラーなどを追加した。その結果、328万円という車両本体価格に加え、82万円超のディーラーオプション+諸費用という結果となった。しかし、これほどの装備が施された1台であるため、少なくとも支払い総額から30万円ほどの値引きが期待できるだろう。したがって、支払い総額は415万円前後となる。オプションパーツの組み合わせによっては、今回の見積もり額を多少上回る可能性があるが、この1台が最上級仕様のロードスターに限りなく近いものであることは間違いないだろう。車両本体価格:328万0000円(RS RHT/6MT/レザーパッケージ/特別塗装色)付属品:82万1925円(付属品内訳)アルパインHDDナビゲーション(25万6850円)デンソーETC車載器(2万4480円)ETCセットアップ料金(2625円)フロントエアダムスカート(3万1000円)リアディフューザー(3万4560円)サイドエアダムスカート(7万2450円)スーパーブルービーム(フォグランプ)(7490円)シフトノブ(本革/アルミ)(1万4280円)シフトブーツ(本革)ブラック(1万2000円)パーキングブレーキレバー(本革/アルミ)(1万3650円)パーキングレバーブーツ(本革)ブラック(1万2000円)スカッフプレート(交換タイプ)(2万2260円)アルミホイール(マツダスピード)(20万3280円)スポーツサウンドマフラー(マツダスピード)(9万3000円)付帯サービス:5万7200円(付帯サービス内訳)パックDEメンテ(4万7250円)延長保証(1万9950円)自動車税(7月より):26300円自動車重量税:3万6900円自動車取得税:14万500円自賠責保険料(37ヶ月):3万5390円検査登録(届け出)手続き法定費用:3240円車庫証明手続法定費用:2600円リサイクル預託金(非課税):1万690円資金管理料金:380円検査登録(届け出)手続き代行費用:1万6800円車庫証明手続代行費用1万4700円予想値引き額:30万円◆支払い総額:415万6625円参考:競合車の車両本体価格トヨタ・86(GT"Limited"・6MT):297万円BMW・Z4(sDrive20i・8AT):499万円日産・フェアレディZ(ロードスター・6MT):435万7500円