GMの高級車ブランド、キャデラックが2013年モデルとして米国市場に投入する小型スポーツセダン、『ATS』。同車がアピールするドイツ競合3車に対する最大のアドバンテージは、軽量さだ。
キャデラックが26日に発表したところによると、ATSの車両重量は、2.5リットルのオートマチック仕様で1504kg。キャデラックによると、ATSはセグメントで最も軽い重量を実現しているという。
この重量をドイツ競合3車と比較すると、メルセデスベンツ『Cクラス』の「C250」が1555kg、BMW『3シリーズ』の「328i」が1570kg、アウディ『A4』の「2.0T」グレードが1590kg。ATSはライバルに対して、50-90kgも軽い計算だ。
この軽さを生かしたパフォーマンスデータを今回、キャデラックは開示。3.6リットルV6の6速AT仕様の場合、0-96km/h加速は5.4秒。キャデラックは、「主な競合車と比べると、セグメントで最高の加速性能」と説明している。