全体相場は続落。
スペイン大手銀行への支援策が固まったことを受け、前週末の米国市場が上昇。円相場が2か月ぶりの安値となる1ドル80円台後半まで下落したことも好感し、買いが先行して始まった。
しかし、後場入り後円相場が再度強含んだことから、輸出関連株を中心に急速に伸び悩む展開。結局、平均株価は前週末比63円73銭安の8734円62銭と続落して引けた。
自動車株は大手3社を中心にほぼ全面安。
トヨタ自動車が5円安の3080円と小幅安。大手経済紙が「独BMWとの環境分野の提携を拡大する」と報じたことで一時40円高の3125円まで買われたが、相場全体の流れにのまれた格好。
ホンダが25円安の2661円と4日ぶりに反落。
日産自動車も20円安の728円と続落した。
こうした中、富士重工が6円高の641円、日野自動車が1円高の560円と反発。