【シトロエン DS5 発表】ラグジュアリーとオートクチュールを手の届くところへ

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シトロエン DS5
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シトロエン『DS5』のインテリアは、ラグジュアリーさを最高の素材で表現したものであるという。

「我々は今までになかったラグジュアリーさを備えたモデルとしてDS5を位置づけました」とはオートモビルシトロエンカラー&トリムスタジオマネージャーのオリヴィエ・ダイヤスン氏。特に素材が持つ繊細な感触がインテリアのカギだとし、「ドライバーにセンスの良さを肌で感じてもらえるよう、時にクールに、そして暖かく乗る人に心地よい空間を提供します」。

そこで、「インテリアの制作にあたり、現代のラグジュアリーカーに使用される最高の素材を求め、アメリカをはじめ世界中を訪ねました」。

その一例として、「シートに採用したレザーはドイツ、バイエルン地方の最高級の牛革で今までのシートにはない素晴らしい感触を備えており、時が経ち使い込むにつれて、しなやかさが生まれてきます」。

また、ダイヤスン氏は、「レザーやファブリックなどのシート素材はオートクチュールから大きなヒントを得ています」という。その時の課題は、「オートクチュール品質をいかにして量産品で実現するかということでした。高い水準を保ったまま量産することは、決して簡単なことではないのです。その意味で、オートクチュールはコンセプトカー向けといえるでしょうね。しかし、我々はオートクチュールを工業製品に取り入れました。ラグジュアリーとオートクチュールを手の届くものに変えるのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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