全体相場は大幅反発。
EU(欧州連合)のユーロ圏財務相会議によるスペインへの金融支援策について具体性が疑問視され、前日の米国市場が反落。
欧州情勢の先行きに対する警戒感が再び高まり、前日買い戻しが入った銘柄に売りが先行した。
平均株価は前日比88円18銭安の8536円72銭と反落。再度8600円台を割り込んだ。
自動車株は全面安。
トヨタ自動車が35円安の3035円と反落。
ホンダが28円安の2534円、日産自動車が14円安の759円と反落した。
軒並み安の中、日野自動車が3円高の530円と小幅ながら続伸。
ホンダ系列の部品メーカー・ショーワが12円高の641円と続伸。大手証券が株価格付けを最上位に引き上げたことが好感された。電動パワステの技術提携効果等を評価したもので、大手証券は今後12カ月間の目標株価を800円に設定している。