【新聞ウォッチ】ユーロ急落96円台、ただし日産は影響「ほとんどゼロ」

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日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEO(参考画像)
  • 日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEO(参考画像)
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  • 日産リーフ
気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年6月1日付

●ユーロ急落96円台、NY11年半ぶり安値(読売・1面)

●夏のボーナス3年ぶり減少(読売・8面)

●ソラーズと合弁出資比率を増加いすゞ自動車(朝日・10面)

●バイオマスから合成ゴム、ブリヂストン・味の素、タイヤ用に開発(朝日・10面)

●富士重工6200万円の所得隠し(朝日・35面)

●「ランボルミーニ」はNG、商標登録無効(産経・10面)

●新興国の減速鮮明、インド7年ぶり、中国3年ぶり低成長、テコ入れへ緩和に動く(日経・1面)

●社説:EV充電技術の国際標準化へ仲間作りを(日経・2面)

●伊、ガソリン増税、財政懸念再び浮上(日経・7面)

●検証GM再生、コスト競争力磨き反攻(日経・9面)

●国内乗用車生産7ヵ月連続増加、4月、補助金が後押し(日経・11面)

●欧米の販売管理250人減、マツダ、販売低迷に対応(日経・11面)

●タイから輸入「ミラージュ」三菱自、国内最量販車種に(日経・13面)

●台湾で累計生産200万台、トヨタ自動車(日経・13面)

●トヨタ、低金利で調達、社債2000億円、成長投資や償還資金(日経・15面)

ひとくちコメント

31日のニューヨーク外国為替市場で、ユーロが急落し、対円相場は1ユーロ=97円を割り込み、一時96円48銭を付け、2000年12月以来ほぼ11年半ぶりの円高・ユーロ安水準を記録した。

きょうの産経が1面トップで報じたほか、各紙が1面、経済面で大きく取り上げている。ギリシャのユーロ離脱懸念に加え、スペインなどの国債利回りが上昇。欧州債務危機が世界経済の悪化につながるとの懸念が強まったためで、ユーロは紙幣・硬貨の流通が始まった02年以降の最安値を対円で更新したことになる。

きょうの読売は主要企業のユーロ安による影響度を一覧表にしてまとめているが、想定レート105円としている企業で1円円高になるとトヨタ自動車で50億円、マツダが12億円の利益がすっ飛ぶ計算だ。ただ、同じ105円を想定している日産自動車は、欧州での現地生産を進め、部品も大半を現地で調達しているため、ユーロ安の影響は「ほとんどゼロ」という広報のコメントを紹介している。

また、米景気指標の低迷を受け、円高・ドル安も加速しているが、日経は影響の大きいマツダについて、販売管理部門をスリム化するため、欧米の現地営業統括部門で250人程度のリストラを実施すると報じた。マツダばかりでなく、円高の影響から日本企業の収益構造が一段と悪化する可能性も避けられないようだ。

《福田俊之》

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