各自動車メーカーが、環境対応車として開発に力を入れているEVやプラグインハイブリッド車(PHV)、ハイブリッド車(HV)。その世界販売台数が、飛躍的に増えるとの予測結果がまとまった。
これは25日、米国ダラスに本拠を置くマーケットサンドマーケット社が公表したもの。「2012‐2017年ロー(ゼロ)エミッション・ビークルマーケット」と題されたレポートだ。
このレポートでは今から5年後の2017年、世界のEVやPHV、HVの世界販売台数を予想。同レポートによると2011年、これらの環境対応車の出荷台数は82万6800台だった。これが2017年には353万2100台と、4倍以上に増えるという。
日産自動車とルノーの最高経営責任者、カルロス・ゴーンCEOは2012年1月のデトロイトモーターショー12において、「2016年までに日産は、全世界で150万台のEVを販売するようになるだろう」と予想。トヨタ自動車も、得意のHVでフルライン化を進める方針だ。