フォルクスワーゲンは現在、『ザ・ビートル』の第2バリエーションとして開発中と見られるオープンモデルに関して、興味深い情報をキャッチした。
これは23日、米国の自動車メディア、『CAR AND DRIVER』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「ザ・ビートルのカブリオレには、発表記念車として、3種類の特別モデルが設定される」と伝えたのだ。
フォルクスワーゲンは2012年4月の北京モーターショー12に、ザ・ビートルをベースにしたEVコンセプトカー、『E-バグスター』(E-BUGSTER)を出品。着脱式のハードトップを備えた同車が、ザ・ビートルのカブリオレのスタイルを示唆しているのは、ほぼ確実だ。このザ・ビートルのカブリオレに設定される3種類の特別モデルとは、一体どのような仕様なのか。
同メディアによると、フォルクスワーゲンは最近、欧州で「Fifties」(50年代)、「Sixties」(60年代)、「Seventies」(70年代)というモデル名を商標登録。つまり、ザ・ビートルのカブリオレには、長期に渡って多くのファンを獲得したオリジナル『ビートル』(タイプ1)に敬意を示し、各年代をテーマにした特別モデルが用意されるというわけだ。
当時の米国文化のアイコン的存在となったオリジナルのビートル。そのモチーフを反映させたザ・ビートルのカブリオレは今秋、ロサンゼルスモーターショー12でデビューすると見られている。