全体相場は小反発。
為替市場、アジア市場などで目立った動きがなく、相場は一進一退。前日約4か月ぶりに8500円台を割り込んだとあって、値ごろ感からの買いがわずかに勝った。
平均株価は前日比6円78銭高の8563円38銭と小幅高で引けた。
自動車株は全面安。円相場が対ユーロで3か月半ぶりの1ユーロ99円台を付けたことを嫌気した売りに押された。
ホンダが23円安の2544円、日産自動車が11円安の755円と続落。
マツダが反落し、富士重工、ダイハツ工業がさえない。
こうした中、三菱自動車が2円高の75円と反発。
トヨタ自動車が一時25円安の3040円まで下落したが、結局は3065円で前日比変わらず。一部全国紙が「2016年をメドにインドで低価格小型車を投入する」と報じたが、改めて材料視されなかった。