光岡自動車の河村賢整副社長は23日、都内で会見し、2000年に生産を終了したフルオープン2シーターカー『ゼロワン』について「できるだけ早く復活したいと考えている」と述べた。
ゼロワンは1996年にオリジナルカーとして運輸省(当時)の型式認定を受け、光岡自動車が日本で10番目の乗用車メーカーとして認められた記念すべきモデル。
河村副社長は「自分たちが楽しいものを造りたいなというのがある」とした上で、「大手(自動車)メーカーでは、なかなかそこまでいかないジャンルの車が私どもの持ち味と考えているので、ゼロワンを復活して、またその派生バージョンをこつこつと造っていきたい」と述べた。
会見終了後、河村副社長は復活の具体的な時期について「そんなにかけずに何とか早くゼロワンシリーズは復活したい」と発言。それは1~2年程度かとの記者の質問には「それくらいやってみたいなと思っている」と述べた。