パイオニアは7日、スマートフォンのアプリケーションをタッチコントロールできる車載端末として、新商品のカロッツェリア『アプリユニット』2機種を発表、5月下旬より順次発売される。スマートフォンの普及により、アプリで提供されるカーナビ機能を活用する人も増えている。今回の新商品は、スマートフォンのナビ機能を車載端末で活用しようというもの。国内自動車メーカーでも、同様の車載端末を公開しており、今後市場への製品投入が続くと予想される。スマートフォン連携車載機の持つ市場規模について、パイオニア・カー市販事業部の佐藤裕部長は「国内と海外でマーケットの構造が異なるのですが、国内マーケットでいうと、AV一体型ナビが非常に強く、ここ数年値段は下がっていますが一定のボリュームを保っています。このスマートフォン連携ユニットというのは、その一段下の位置づけになるかと思います」「一方、海外のマーケットでは、PNDの比率が高く、我々としても新しい切り口として、スマートフォンにナビのアプリケーションを入れて拡大していこうと昨年から戦略を変えていますので、こういった部分での拡大が見込まれます」と語る。さらに、「国内マーケットでいうと、ここ数年PND全体として出荷台数が落ちてきていますので、我々の製品ラインアップとしてもPNDは地デジフルセグなど付加価値を付けて上級移行し、今回の新商品で既存のPNDの部分を置き換えていこうと考えています」と話す。また、将来的な展開については、「スマートフォンとの接続を機能としてみたときに、アプリによる音楽配信サービスなど新しい価値も含まれていますので、将来的にはすべての機種でスマートホンと連携していく形になっていくと思います」との見通しを述べた。
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