4月23日、中国で開幕した北京モーターショー12(オートチャイナ12)。アウディブースの主役は、『RS Q3コンセプト』が務めた。
同車は今夏、日本導入が予定されているアウディのSUV、「Qシリーズ」の入門車、『Q3』の高性能バージョン。北京モーターショー12にはコンセプトカーとしての出品だが、ほぼ市販版といえる1台をアウディは北京モーターショー12で披露した。
そのハイライトは、エンジンにある。2.5リットル直列5気筒ガソリンターボ「TFSI」は、『TT RS』や『RS3スポーツバック』と基本的に共通。最大出力は360psを発生する。
駆動方式は4WDのクワトロ。トランスミッションは7速Sトロニック。RS Q3コンセプトは、0‐100km/h加速5.2秒、最高速265km/h。SUVとしては異例のパフォーマンスを実現した。
RS Q3コンセプトの市販時期は、現時点では未公表。アウディは、「Q3シリーズのポテンシャルの高さを示す1台」と説明している。