クライスラーグループは23日、中国で開幕した北京モーターショー12において、コンセプトカーの『300 Ruyi』を初公開した。このコンセプトカーは、クライスラーブランドにとって重要な意味を持つ。それは、同ブランドの中国再投入を記念したコンセプトカーだからだ。6月から始まるクライスラーブランドの中国発売を前に、『300C』をベースにしたデザインコンセプトカーを披露したのである。300 Ruyiは、中国の顧客の好みを反映させた特別仕立ての内外装を採用。エクステリアは、フロントバンパーやグリル、アルミホイールを専用デザインに変更。ブラックアウトされた精悍なエクステリアが特徴だ。インテリアでは、専用の刺繍があしらわれたレザーシートが目を引く。6月、クライスラーブランドは中国市場に、300Cを投入。その後、年内にはミニバンの『グランドボイジャー』を発売する計画だ。クライスラーブランドのSaad Chehab社長兼CEOは、「我々は中国市場に再参入できて喜んでいる。中国の顧客に魅力的な商品を届けていく」と述べている。
【無料資料DL】「オート上海2025」上海モーターショー現地レポート&報告会プランを発売! PHEVの増加トレンドとITブランド動向はいかに? 2025年4月9日 株式会社イードは4月23日から5月2日まで中国・上海で開催される…