2013年ポールリカールで開催されるF1フランスGP復活の諸条件が、とうとう合意に達した模様だ。先週末の報道では、政府当局がFOM側に渡る手数料の額に『最終合意した』と伝えられていたが、バーニー・エクレストンからも合意の事実が確認された。
「最終合意だ。ダビド・ドゥイエ大臣と24日に私のオフィスで詰めの話合いをした。ただし、金銭的な細部の詰めがまだ残っている。『この費用はそっちでとか、この部分の売り上げはもらうよ』といった類の話だが、私の方は、もうやると決めていて、いつでもサインをするよ。そう、フランスGP復活は本決まりだ」
2013年以降、エクレストンが所有するポールリカールと隔年開催を組むのは、ベルギーのスパ−フランコルシャンになるだろう。さらに、来るフランス大統領選挙の結果は関係ないということだ。
「選挙結果がどちらに転ぼうと、私は気にしない。フランスの国内問題であり、私には関係ないことだよ」
フランスでは2008年のマニクールを最後にF1グランプリが開催されていないが、先のグロージャンの活躍などにより、急速にかつてのF1熱が盛り上がってきているという。