日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティがニューヨークモーターショー12で初公開したEVコンセプトカー、『LEコンセプト』。同車の市販モデルの生産が、米国で行われる可能性が出てきた。
これは米国の有力日刊紙、『シカゴ・トリビューン』の電子版が報じたもの。同メディアが日産自動車の広報担当者から得た話として、「インフィニティのEVセダンは、米国テネシー州のスマーナ工場で生産される方向」と伝えたのだ。
スマーナ工場は、日産の北米における主力工場のひとつ。同工場では年内に、『リーフ』の現地生産が開始されることが決定済みだ。インフィニティLEコンセプトは、リーフのパワートレインが基本。主要販売国の米国で、リーフと同じ工場で生産するのが効率的、という推測が成り立つ。
LEコンセプトは、2年以内に市販されると発表されており、米国で現地生産されるかどうか、注目される。