【ホンダ ステップワゴン 改良新型】ユーザーの視点で使い勝手向上

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ホンダ・ステップワゴン
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ホンダ『ステップワゴン』のマイナーチェンジの大きなポイントは、使い勝手の向上にある。

本田技術研究所第11技術開発室第7ブロック研究員の三上孝之さんは、「奥様が使うことが多いモデルなので、そういうユーザーの要望から、カップホルダーの数や、コンビニフックを増やすなど使い勝手を向上させました」という。

このようなアイディアは、「ディーラーに行ったり、ユーザー訪問をするなど、実際の使い勝手を見て研究し、発想しました」と振り返る。

その例として、もともとセカンドシートのカップホルダーはドアについており、それで十分と考えていた。しかし、「ユーザーの声を聞くと、足元なのでジュースなどは置きたくない。また小さい子供はチャイルドシートに座るので、手が届かないという声がありました」。

さらに、センターウォークスルーが可能で、かつ、モノを置くスペースが欲しいという声もあったことから、「1列目シート中央にセンターテーブルを設置しました。これは、セカンドシートからはカップホルダーとして使え、1列目ではテーブルとしても使える。そして、倒せばウォークスルーができるのです」と、ユーザーの視点から使い勝手を向上させたことを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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