【新聞ウォッチ】ガソリン高騰160円目前、景気回復に冷や水!?

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年3月29日付

●消費税法案あす閣議決定(読売・1面)

●ガソリン160円台、8都道県(読売・2面)

●SUVの生産能力、カナダ工場で増強、トヨタ(読売・10面)

●ロンドン五輪効果日本8000億円、「北京」より3割減、電通総研推計(読売・10面)

●空飛ぶ車というか、走れる飛行機みたいな? NY自動車ショー(朝日・11面)

●負担緩和策先送り、自動車の二重課税など(産経・3面)

●充電1回351キロ走れます、シムドライブ(産経・10面)

●GM、欧州生産スリム化、オペル2工場閉鎖へ、リストラ交渉は難航も(日経・7面)

●EV向け小型蓄電部品、明電舎、住友電工と開発、電池のコスト減、車価格低下に弾み(日経・13面)

●横浜ゴム、インドに工場、タイヤ年産能力70万本、14年稼働(日経・13面)

●データ分析、車部品、苦戦の日本勢、主要7社、増収増益1社のみ、11年度、海外メーカーへの供給カギ(日経・13面)

●アルミ軸受け素材中国の最大手、トヨタ系が買収(日経・13面)


ひとくちコメント

春の行楽シーズンを控えてドライバーには気がかりなガソリン価格だが、石油情報センターの発表によると、レギュラーガソリンの26日現在の全国平均小売価格は、1リットル当たり前週(19日)比2円高の157円60銭まで高騰したという。

今年に入り2月13日から6週連続の値上がりで、リーマンショック直後の2008年10月以来の高値水準。きょうの毎日が「ガソリン高被災地直撃」との見出しで「東日本大震災の被災地では、移動に車が欠かせない被災者の生活再建にも打撃を与えそうだ」と、被災地で暮らす住民が悲鳴を上げている声などを取り上げている。

変動の激しいガソリン価格といえば、高騰時に揮発油税などを減税して価格を下げる「減免措置」がある。レギュラーガソリン価格が全国平均で160円を3か月連続で超えた場合、揮発油税の上乗せ税率分約25円の課税を停止する。半面、価格が130円を3か月連続で下回れば元の税率に戻すという制度だが、それも大震災の復興財源を確保するため凍結中。再発動するには法改正を伴う。

一方で、米国とフランスでは「戦略備蓄の強調放出を検討中」と日経が報じているが、石油価格の高騰対策は、欧米でも悩みのタネ。ハイブリッド車などの低燃費車が大もてなのは結構な話だが、ドライブを楽しむレジャー客は低燃費車ばかりではない。遠出を控える動きが出れば、「個人消費や景気に冷や水を浴びせかねない」(毎日)との指摘もある。痛し痒しでもあるようだ。
《福田俊之》

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