スイスで開催されたジュネーブモーターショー12。BMWのブースでは、『コンセプトM135i』に注目だ。
同車は、BMWが新たに立ち上げた「BMW Mパフォーマンスオートモビル」部門によって提案された1台。最大出力300psを引き出す3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを搭載する最強の『1シリーズ』だ。
それ以上に注目したいのが、ボディタイプ。すでに日本市場にも導入されている新型1シリーズは、5ドアだけの設定。しかし、このコンセプトM135iは、3ドアボディをまとう。
ドアの枚数が少なくなったコンセプトM135iは、5ドアに比べて軽快感が高まった印象。高性能グレードなら、なおさら3ドアの方が似合うようにも思える。
現時点でBMWから、コンセプトM135iの市販化計画は公表されていない。しかし、ジュネーブモーターショー12の展示車には、量産クオリティの完成度が見受けられた。近い将来、新型1シリーズに3ドアが加わる可能性は、極めて高いといえそうだ。