インド自動車工業会は12日、インド国内の2月新車販売の結果をまとめた。商用車を含めた総販売台数(輸出を除く)は、34万6732台。前年同月比は17%増と、4か月連続で前年実績を上回った。
全販売台数のうち、乗用車は全体の78%に当たる26万9841台。前年同月比は16%増で、こちらも4か月連続で前年実績を超えた。商用車は7万6891台。前年同月比は19%増で、10か月連続で前年実績をクリアする。
インド新車市場でトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキは2月、インド国内で10万7653台を販売。前年同月比は6%増と、2か月連続のプラスとなった。
車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、トータル9万4118台を販売。前年同月比は7.1%増と、2か月連続で前年実績を上回る。とくに、スイフトの4ドアセダン、『Dzire』が新型投入により、前年同月比58.8%増の1万5068台と伸びたのが目を引く。