スイスで開幕したジュネーブモーターショー12。スバル(富士重工)のブースでは、新型FRスポーツカー、『BRZ』が欧州プレミアを飾った。
欧州向けのBRZは、日本仕様と大きな違いはない。2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンは、最大出力200ps、最大トルク20.9kgmを発生。トランスミッションは、6速MTとパドルシフト付きの6速ATが用意される。
注目は、「ストリップドアウト」と呼ばれるサーキット向けベース仕様の設定だ。これは日本市場の「RA」グレードに相当するもの。アルミホイールやエアコン、オーディオといった装備を省いて価格を抑え、その分、ユーザーがサーキット走行用のアイテムを追加装着することを前提にしたグレードだ。
このストリップドアウトグレード、英国では他のグレードよりやや遅れて受注をスタートする予定。スバルは日本同様、欧州でもカスタマイズ派のニーズに応えている。