ホンダは8日夜の春闘交渉で、会社側が年間一時金を5.0か月分の満額回答とする方針を伝え、労使で妥結した。正式回答は自動車総連などの集中回答日である14日に行う。
自動車各社の労組は今春闘で、ベースアップの要求を見送っており、定期昇給という概念がないホンダでは一時金の交渉のみとなっていた。会社側は自然災害への対応での労組や従業員の協力を評価し、満額とした。
今年の一時金は金額で183万1000円程度になる。昨年は5.9か月の満額回答で、215万円だった。交渉を早期に収束することで、今後の課題に「スピード感をもって取り組んでいく」(広報部)としている。

 
    

 
           
          
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