ルノーは6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー12において、新型コンパクトEV、『ZOE』を初公開した。ルノーは2010年秋、パリモーターショー10に、EVコンセプトカーの『ZOE』を出品。それから1年半を経た今回、ジュネーブモーターショー12で市販バージョンがベールを脱いだ。市販版のZOEは、コンセプトカーのデザインをほぼ踏襲。欧州Bセグメントに分類されるコンパクトな5ドアハッチバックボディをまとう。ZOEの航続可能距離は、欧州のNEDC基準によると、1回の充電で最大210km。ルノーは、「この航続可能距離は市販EVとしては最長レベル」と説明する。またZOEには、「カメレオン」と呼ばれる急速チャージャーを採用。ルノーによると、43kWという出力レベルを30分以内で充電できる最初のEVだという。ZOEは今秋、欧州主要国で販売がスタート。フランスでのベース価格は、1万7500ユーロ(約185万円)と公表されている。
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