【BMW 3シリーズ 新型発表】ハイライトは4つ

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BMW 328i
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ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は約7年ぶりにフルモデルチェンジした、プレミアムコンパクトスポーツセダンの『3シリーズ』の納車を、2月中旬より開始した。

「新型で6世代目となる3シリーズは、35年以上の歴史を持っており、コンパクトスポーツセダンというセグメントを確立したモデルです」と、マーケティングディビジョンプロダクト・マネジメントプロダクト・マネジャーの岡田信之さんは自負する。

新型3シリーズについて岡田さんは「歴代3シリーズは、大きすぎないボディサイズや、スポーティな走りが好評でス。新型は、スポーツセダンに求められる資質に磨きをかけました」と語る。

モデルチェンジのハイライトは4つある。「まずダイナミックかつエレガントなデザイン。そして新世代エンジンの採用による、高められたパワーと効率。快適性を備えつつもスポーティな走り。最後は、デザインラインというラインナップを持たせ、より幅広いユーザーの要望に応えられるものとしたことです」(岡田さん)。

今回導入されたのは4気筒ターボチャージドモデルの「328i」のみで、6気筒モデルではない。広報室製品広報シニア・ スペシャリストの前田雅彦さんは「4気筒で以前の6気筒なみの出力が出せるように技術革新が進んだので、より効率性を求めて4気筒ターボの328iを導入しました」と説明する。

いっぽう「BMWは6気筒をやめるつもりはありません。開発のトップのクラウス・ドレーガーもはっきりそういっています。BMWは6気筒を作り続けます」と明言する。

今後の導入予定として、「まず同じ4気筒モデルの『320i』が8速ATで導入され、これはかなりお買い得だと思います。また、6気筒エンジンとモーターを搭載した『アクティブハイブリッド3』も2012年の秋ごろに予定しています」という。ディーゼルエンジンモデルも予定されていることから、前田さんは「ユーザーのニーズとお財布の事情に合わせたクルマを3シリーズの中から選べるようになるでしょう」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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