エキゾーストブローイングの全面禁止を目指すFIAは、エンジンマッピングの抜け穴を直ちに塞ぐ方向で動きはじめた模様だ。
伝えられるところでは、共通ECUが本来行おうとする燃焼条件を逸脱して、故意にミスファイアを誘発し排気の流量を増やすという手法で、FIAはこの方法を完全に封じるつもりらしい。F1の共通仕様ECUの最新バージョンは、オーストラリアの開幕戦直前にリリースされる予定だという。
現時点でこの抜け穴を利用するチームがあるとはFIAは考えていないと非公式にコメントしているが、レッドブル・ルノーは新たな排気利用の可能性を先週に語ったばかりである。