【マツダ CX-5 発表】デザインキーワードは“チーター”

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マツダCX-5開発スケッチ
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  • 田中チーフエンジニア

マツダが16日より発売を開始した、新型クロスオーバーSUV『CX-5』のデザインキーワードは“チーター”である。

プログラム開発推進本部主査の田中英明さんは、「チーターがまさに走り出す瞬間をイメージしています」と述べる。

まずは足腰の強さを作り込むことを考えたという。具体的には「タイヤを介してクルマが力強く座るプロポーションを持たせることと、あとはまさに動き出す瞬間の形をどう表現するかでした」。それは、クラウチングしたあとのまさにその姿であった。

「チーターは自然のアスリートなので、筋肉の躍動感が美しい。それをイメージするようにボディのキャラクターラインを作ったのです」

また、田中さんは、「(デザインしながら)ここはもっとダイエットできるだろうとか、これは脂肪肝だろうとか、ここまでやせると人工的な感じがするなど議論をしました」と笑う。

そういった中で田中さんが最もこだわったのは、自然物は時間が経過しても美しいということだった。「ボディビルダーのあの姿がずっと美しいとは思わない。それに対して、100m短距離のランナーの姿がどの角度からの写真を見ても美しいでしょう。チーターの持つ野生美。動くことのものに対する喜びを表現したかったのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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