フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンのゲラシモス・ドリザス社長は1月16日、都内で新春記者会見を開き「量販モデルにもブルーモーション・テクノロジーを展開していく」と述べた。
フォルクスワーゲン(VW)は、低燃費な「TSI」エンジンと高効率な「DSG」トランスミッションを環境戦略として進めているが、これに加えてスタート/ストップシステム(アイドリングストップシステム)とブレーキエネルギー回生システムを採用した「ブルーモーション・エクノロジー」を国内に投入して全モデルに導入していく。第1弾として1月16日から『ゴルフTSIトレンドライン』に設定して発売した。
ブルーモーション・テクノロジーはこれまで『トゥアレグ』と『パサート』の上級車種に標準装備していた。今後は、量販車も含めて「基本的に全車種に導入する。より多くのモデルに積極的に展開していく」(ドリザス社長)方針だ。