【三菱 デリカD:2 わんちゃん試乗記】ペットに優しいスライドドア

マリアの新年の初ドライブは『デリカD:2』で。初詣、お買い物とあちこち足を伸ばしました。

試乗記 国産車
荷室も広々
  • 荷室も広々
  • マリア原稿執筆中
  • 三菱 デリカD:2 わんちゃん試乗記
  • 後席フロアでゆったり
  • 後席を片側倒せばこんな感じ
  • スライドドアは乗りやすい
マリアの新年の初ドライブは『デリカD:2』で。初詣、お買い物とあちこち足を伸ばしました。

『デリカD:2』といえば、2011年に発売されたクルマの中でマリアのお気に入りベスト3に入るペットフレンドリーカー(もちろん、『デリカD:3』も入っています)。そこで、自称、自動車評論犬(!?)のマリアにデリカD:2の魅力を語ってもらいました。ちゃんとパソコンで原稿にしてくれたんですよ。

では、マリアによるデリカD:2の犬目線試乗記の始まりです。

「デリカD:2の魅力は1.2リットルクラスのハイトワゴン、ユーティリティカーの中では希少な両側スライドドア車で、多くのグレードにパワースライドドアを備えているところ」

「普通、こうしたクルマにワンコが乗る場合、バックドアからというのが一般的だけど、デリカD:2だとスライドドアから。開口部は幅580mm、高さ1230mmと大きいけれど、むしろ注目して欲しい点はふたつ」

「まずステップ高が365mmとごく低く、マリアのような大型犬はもちろん、中小型犬でもピョンと飛び乗れ、飛び下りることができる高さ。ステップからフロアに段差がなく、足を引っかけたりしなくて済むのも好印象だワン」

「しかも開口部の間口が460mmとクラス最大(ライバルは250〜290mm前後)。スライドドアの特徴として、ワンコがクルマに対して正面に向かって乗降できるから乗り降りしやすいの。スイングドアだと斜めに乗り降りしなきゃならず、けっこう大変。さらに車幅が1620mmと、多くの5ナンバーのライバルよりスリムで、スライドドアの張り出し量が150mmしかないから、狭い場所でも楽々乗り降りできるってわけ。これは人間でも同じみたい」

---それじゃあ、乗ってみてからはどうかな?

「デリカD:2はワンコが乗る場所も後席、後席フロア、荷室と自由自在。まず後席は座面長が510mmとクラス最大(ライバルは470mm前後)。大型車の運転席並みに長くフラットで、居心地満点。ここの寸法が短いとゆったりできないの。つぎに後席足元のフロアも広々。実測で幅1240mm、奥行き420mmもあって、大型犬のマリアが寝ころんでもOKのゆとり。マリアはここにクッションを敷いてくつろぐのが好き。お家のリビングルームにいるような気分になれるから」

「最後は王道の荷室。バックドア側から乗るには開口部高が690mmとちょっと高めで大型犬や運動神経のいい中型犬じゃないと無理っぽいけど、実は乗降の裏技あり。5:5分割の後席(X、Sグレード)の片方を格納しておいて、スライドドアから乗り込み、後席格納部分のフロアを廊下にして荷室部分へトコトコ歩いていけばいいわけ。この状態だと運転席、後席からでもワンコの様子が伺えて、飼い主もワンコも安心。飼い主が隣に座ることもできるし。ちなみにフロアから後席座面までの高さは360mmと低いから、小型犬でもピョンと飛び乗れるわよ」

---なるほど、デリカD:2はワンコが乗るクルマとしては理想的なパッケージを持っているわけだ。

「実際にマリアが荷室に乗ってみると分かるんだけど、車幅がスリムなくせにフロアは思いのほか広々。幅は1140mmとクラス最大(ライバルは1000mm前後)。その理由を自動車評論家のパパに聞いたら、ITL(アイソレーテッド・トレーリング・リンク式)リヤサスペンションを使っているからなんだって。車体への張り出しが最小限で、荷室の横幅をゆったりとれるんだとか。奥行きも後席を前方スライドさせることで(X、Sグレード)最大545mmまで広がるから、大型犬でもゆったり。スライドドア、リヤクォーターウインドー、リヤウインドーがダークガラスだから直射日光をやわらげてくれるし、車外からの干渉も防げるから快適に、安心していられるの」

---乗り心地はどうかな?

「乗り心地はワンコを乗せるクルマとしては理想的。これだけ背の高いクルマだとカーブなどでグラグラさせないために足回りを硬めるのが普通だけど、デリカD:2はむしろ乗り心地を最優先。ソフトな足回りで荒れた道や段差越えでも快適そのもの。じゃあ、カーブでだらしなくグラリとするかと言えば、しっかりねばって不安なんてまったくなし。そのバランスの取り方が見事!後席でも、荷室でも、すぐにグーグー眠ちゃうほどの心地良さなのよ」

「意外なのは1.2リットルのエンジンでも想像以上に速いこと。自動車評論家のパパに聞いたら、エンジンとCVTのマッチング、ギヤリングが適切だからなんだって。巡航中は1.2リットルの背の高いクルマとは思えないほど静か。だからついつい、ウトウトしちゃうわけ」

---最後に一言どうぞ。

「そうそう、今、マリアがもっとも気になってるのは、2011年の12月にアイドリングストップが装備された特別仕様車、「S Auto Stop & Go White Lmited」が登場したこと。このクラスではめったに装備されない車両安定装置のASC(アクティブスタビリティコントロール)や坂道での後退を制御してくれるヒルスタートアシストまで完備(X、Sグレードならサイドエアバッグも)。おかげで10-15モード燃費はこれまでの21.0km/リットルから23.0km/リットルへと2.0km/リットルも向上。これから自動車評論犬マリアお墨付きペットフレンドリーカー、デリカD:2の特別仕様車を買うなら、浮いたガソリン代で愛犬のフードとおやつを増量、グレードアップしてあげてね!」


マリア プロフィール
年間50台以上の国産、輸入車の新車に試乗する、自動車評論家を飼い主に持つ、自称“旅する自動車評論犬”。ラブラドールレトリーバーの6歳の女の子。
《青山尚暉》

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