『トイレバイク・ネオ』が15日に東京ビッグサイトで開幕した「エコプロダクツ2011」に登場し、来場者の注目を浴びた。同バイク(実際は三輪車)は衛生陶器のTOTOが環境ビジョン「TOTOグリーンチャレンジ」を紹介する宣伝カーとして製作したもの。
10月6日に北九州市の本社をスタートし、トイレにまつわるスポットなどを寄り道をしながら、東京までの約1400kmを1か月近くかけて自走してきた。「雨にはほとんど降られず天候に恵まれましたが、燃料がバイオガスなので補給には苦労しました」と同社関係者は話す。
燃料用タンク2つで走行距離が約300km。少ないエコステーションを確認し、前後を関係者の車に守られながら、6人交代で走ったそうだ。今後については、北九州に戻らず、「東京で保管し、都内のイベントを中心に利用していきたい」と同社関係者。まずは23日に渋谷近辺を走らせて、同社の環境への取り組みをアピールしていく予定だ。