今回の東京モーターショーでは初の試みとして「月曜から土曜日の夜間開催」が実施されている。幕張よりも都心に近いという、臨海副都心の地の利を活かし、仕事帰りのサラリーマンや、放課後の学生に見てもらおうというもの。
この夜間開催に合わせて、今回は“ナイター券”も設定された。価格は大人500円、高校生が200円となる。販売は当日の18時からで「実質的に2時間しか観覧できない」ものだが、事前に見たいものを定めておけば十分に回ることができる。
初の平日となった5日は、仕事帰りのサラリーマンを中心に数百人が列をつくった。15時以降に入場可能な“アフタヌーン券”も用意されているが、17時30分ごろからは「ナイター券の販売を待つ」という人が確実に増えてきた。
午前中や、午後早くから訪れた来場者と入れ替わりとなるタイミングであり、大勢が取り囲んでいて「なかなか見ることができない」と言われているトヨタ『86』もゆっくりと見ることができた。
ビッグサイト館内のレストランも営業しているので、話題のクルマを見つつ、ビールも一杯…というプランがお勧めだ。