ポルシェは22日、新型『911』のオープンモデル、「911カブリオレ」の概要を明らかにした。
911カブリオレは、最新の「991」型のクーペに続く第2のバリエーション。注目のルーフは、引き続きソフトトップが採用された。このソフトトップは、素材にマグネシウムを使用するなどして軽量化。ポルシェによると、先代比で車両重量を大幅に抑えることに成功しているという。
エンジンは、クーペと共通。「911カレラ カブリオレ」は、3.4リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力は350ps/7400rpmを発生する。0-100km/h加速は4.8秒、最高速は284km/hだ。
「911カレラS カブリオレ」は、3.8リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンで、最大出力は400ps/7400rpm。0-100km/h加速は4.5秒、最高速は299km/hを誇る。
両グレードともに、トランスミッションは7速PDK(ポルシェ・ドッペル・クップルング)。新しいドライビングサイクルによる欧州複合モード燃費は、10km/リットル以上を実現している。
新型911カブリオレは、日本では30日から予約受注を開始。価格は、911カレラ カブリオレが1361万円、911カレラS カブリオレが1641万円と公表されている。