メキシコに本拠を置くマストレッタ社は16日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー11において、スポーツカーの『MXT』を米国市場へ導入すると発表した。
マストレッタ社は1987年に設立。スポーツカーを少量生産する、いわゆるバックヤードビルダーだ。同社の最新作が、2011年初頭に発表されたMXT。地元メキシコと欧州に続いて、今回、米国への上陸がアナウンスされた。
MXTのミッドシップには、フォード製の2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンをターボチャージャーで過給したユニットが収まる。最大出力は250ps、最大トルクは34.6kgmだ。
トランスミッションは5速MT。車両重量は、アルミとカーボンファイバー構造によって1トンを切る950kgに抑えられ、0-100km/h加速4.9秒、最高速260km/hのパフォーマンスを実現する。
ボディサイズは、全長3900×全幅1750×全高1170mm、ホイールベース2415mmとコンパクト。同社は「世界最大のスポーツカー市場、米国へ自信を持って投入する」と宣言している。