日本自動車工業会がまとめた9月の二輪車の輸出台数は前年同月比4.0%増の4万0848台と、2か月ぶりに前年を上回った。
車種別では、主力の小型二輪車が同1.4%減の2万2816台と、2か月連続マイナスとなったものの、軽二輪車が同0.9%増の9619台、原付二種が同30.6%増の6363台、原付一種が同18.2%増の2050台と好調で全体を押し上げた。
地域別では欧州、アフリカ、大洋州向けを除く全地域で前年を上回った。特に北米は同62.7%増の1万5338台と高い伸び率で、14か月連続で前年を上回った。欧州向けは同31.7%減の9641台と不振だった。
輸出金額は、車両分が2億2988万ドル、部品分が1億4239万ドルで総額が3億7227万ドルとなり、前年同期に比べるて13.3%の増加となった。