【F1インドGP】ブッダサーキット初代勝者はベッテル

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初開催のF1インドGPは、ヘルマン・ティルケが設計した1周=5.125kmのブッダ・インターナショナル・サーキットで開催された。その初代ウイナーに名前を刻んだのは、レッドブルのセバスチャン・ベッテル。予選で今季13回目のポールポジションを奪い、決勝はシーズン11勝目を飾る完勝だった。

スタート直後、タイトな1コーナーで下位グループで混乱が起きる。その中に予選17位からスタートしていたザウバーの小林可夢偉がいたのは残念だった。可夢偉は0周リタイアとなってしまう。

スタート直後にジャンプアップしたのはマクラーレンのジェンソン・バトンで2位にポジションアップ。ベッテルは後方との差を確認しながら逃げを打つ。

24周目、またしてもルイス・ハミルトン(マクラーレン)とフェリペ・マッサ(フェラーリ)が接触した。この接触に関してペナルティを取られたのはマッサの側で、ドライブスルーペナルティの後、34周目には左フロントサスペンションを壊して単独でリタイアしてしまった。

レースは全般的に淡々と進んだが、39周目のピットストップでフェラーリのフェルナンド・アロンソがマーク・ウェーバー(レッドブル)を逆転する。

以下、ポイントを獲得したトップ10ドライバー。1位:ベッテル、2位:バトン、3位:アロンソ、4位:ウェーバー、5位:ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、6位:ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、7位:ハミルトン、8位:ハイメ・アルゲルスアリ(トーロロッソ)、9位:アドリアン・スーティル(フォース・インディア)、10位:セルジオ・ペレス(ザウバー)

《編集部》

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