ヒュンダイが、9月のフランクフルトモーターショー11で初公開した欧州向け主力コンパクトカー、新型『i30』。同車に、プラグインハイブリッド(PHV)版が追加される可能性が出てきた。
これは5日、ドイツの自動車メディア、『auto motor und sport』が報じたもの。同メディアがヒュンダイ関係者から得た情報として、「2013年に欧州で、i30のPHV仕様が発売される」と伝えたのだ。
同じく、9月のフランクフルトモーターショー11では、トヨタ自動車が『プリウス プラグインハイブリッド(プリウスPHV)』の市販モデルを初公開。ヒュンダイ i30のPHVは、このプリウスPHVに対抗するべく開発されるという。
日本車よりも安い価格設定で、欧米を中心にシェアを伸ばしてきたヒュンダイ。その価格戦略は、i30のPHVにも反映されるようだ。同メディアは、「ヒュンダイ i30PHVは、プリウスPHVよりも安価な2万6000ユーロ(約270万円)以下で発売される」とレポートしている。