フォード・ジャパン・リミテッドは5日、『マスタング』の仕様を一部改良して10月29日から発売すると発表。さらに来年1月に日本導入予定の特別限定車「マスタングV8GT パフォーマンス・パッケージ」も予約を開始する。
今回の仕様変更では、電動パワーステアリングにセレクト・モードを追加し、ユーザーはコンフォート、スタンダード、スポーツのモードから、シーンに合わせて好みのモードを選択できる。これによってマスタングのドライビングパフォーマンスをより楽しむことができる。
さらにV6モデルのアルミホイールのデザインを変更し、アグレッシブな印象を強調する。
価格はV6クーペ・プレミアムが430万円、V8コンバーチブル・プレミアムが570万円。
特別仕様車V8GT パフォーマンス・パッケージは、限定30台の販売。5.0リットルV8GTをベースに、専用の6速マニュアル・トランスミッションを搭載。ファイナルギアレシオ(最終減速比)をよりローギアード化することで加速性を向上させた。
ブレーキには、北米市場に投入しているマスタングのハイパフォーマンスモデルにも採用しているブレンボ製の大径ローター&キャリパーを採用する。タイヤはベースモデルに比べタイヤ幅をアップしたピレリ社製ハイパフォーマンス・タイヤである「P-Zero」シリーズの255/40ZR19タイヤを装着。
さらにサスペンションも前後とも専用にチューニングしたスプリング、ストラットおよびコントロールアームを装着する。
特別仕様車の価格は530万円。