日野自動車は、大型観光バス『セレガ ハイブリッド』をポスト新長期排出ガス規制に適合させて、10月4日より販売を開始した。
既に発売している『セレガ』同様、クリーンディーゼルシステム「AIR LOOP」を採用。DPRクリーナーと尿素SCRの組み合わせによりポスト新長期排出ガス規制に適合させた。
また、ハイブリッドシステムの制御を改善し、減速エネルギーの回生とアシストを効率化。メーター内のマルチインフォーメーション・システムには充電やアシストの状態、バッテリー残量をカラー表示。省燃費運転時に点灯するエコランプとあわせてエコドライブをサポートする。
A09C型エンジン(8866cc)は燃料噴射圧の高圧化やEGRシステムの強化等の改良により環境性能を向上。出力は350psから360psにパワーアップ、経済性と動力性能を両立させている。
さらにPCS(衝突被害軽減ブレーキシステム)を標準装備するなど、高い環境性能と安全性能を備えている。
価格は4519万3050円。販売目標は年間30台。