欧州カーオブザイヤー主催団体は3日、「カーオブザイヤー2012」のノミネート35台を発表した。日本メーカーからのノミネートは、5台にとどまった。
欧州カーオブザイヤーは、今年で25回目。ロシアを含む23か国、59名のジャーナリストが、2010年夏以降にデビューし、2011年内に欧州市場で発売予定の車を含めた新型車の中から、ベストな1台を選出する。
条件は、少なくとも欧州5か国以上で販売され、年間販売台数が5000台以上。少量生産のスーパーカーなどは、除外される。
欧州カーオブザイヤー2012のノミネート35台は以下の通り。
●アウディA6
●アウディQ3
●BMW1シリーズ
●BMW6シリーズ
●シボレー・アベオ
●シボレー・オーランド
●シトロエンDS4
●シトロエンDS5
●フィアット・パンダ
●フォード・フォーカス
●ホンダ・シビック
●ヒュンダイ i40
●ヒュンダイ・ベロスター
●キア・ピカント
●キア・リオ
●ランチア・イプシロン
●レクサスGS
●マツダCX-5
●メルセデスベンツBクラス
●メルセデスベンツMクラス
●メルセデスベンツSLKクラス
●オペル・アンペラ/シボレー・ボルト
●オペル・ザフィーラツアラー
●プジョー508
●プジョー3008ハイブリッド4
●ポルシェ911
●ランドローバー・レンジローバーイヴォーク
●ルノー・カングーZ.E.
●ルノー・フルエンスZ.E.
●サンヨンKORANDO
●トヨタ・バーソS(日本名:ラクティス)/スバル・トレジア
●トヨタ・ヤリス(日本名:ヴィッツ)
●フォルクスワーゲン・ビートル
●フォルクスワーゲン・ジェッタ
●フォルクスワーゲンup!
地元、欧州メーカーが圧倒的多数を占めるとはいえ、日本車は例年になく少ない。トヨタからは『ヴィッツ』、『ラクティス』、レクサス『GS』の3台がリストアップされたものの、ホンダは『シビック』、マツダは『CX-5』の各1台のみ。『リーフ』が2011年のイヤーカーとなった日産からは、1台もノミネートされていない。