ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は22日、新型『1シリーズ』を発表した。記者会見に来日した、本国BMW AG、走行機能評価担当部長のアルバレド・ベルナルド・ロペス氏は「今回の一番の改善ポイントはツインパワーターボエンジンである」と語った。
新しい1.6リットル直4エンジンは、ツインスクロール・ターボ・チャージャー、高精度ダイレクトインジェクション、ダブルVANOS、そしてバルブトロニックを組み合わせた。これらにより低回転から広い回転域で最大トルクを発生させることが可能となっている。
またエンジン・オート/ストップ機能、ブレーキ・エネルギー回生システム、電動パワー・ステアリングなどにも改善を加え、「116i」の場合、従来型比で最高出力を11%、最大トルクを38%向上させながら燃費を24%向上させている。