【VW ゴルフカブリオレ 日本発表】ストロベリーバスケットはなくなったけれど

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新型ゴルフカブリオレ日本発表会
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今年3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアを果たした『ゴルフカブリオレ』が日本でも発表された。

マーケティング本部長正本嘉宏さんは、「コンパクトカーの基準をあらゆる面で塗り替え続ける『ゴルフ』の高い完成度、そして、オープンエアの爽快感、これらが高度に融合した全く新しい価値を提供できるモデルがこのゴルフカブリオレです」と語る。

特徴は3つある。「ひとつめは非日常的な楽しさの提供。次は環境性能の高さ。最後はクルマとしての高い完成度」と話す。非日常的な楽しさを提供するというのは、カブリオレモデルならではの価値だという。

新型のデザイン上の大きな特徴は、従来のゴルフカブリオレのトレードマークであったロールオーバーバーが廃止されたことが挙げられる。これは最新のロールオーバープロテクションシステムの採用によるものだ。

正本さんは、「“ストロベリーバスケット”というニックネームまで付いたこのトレードマークが無くなったことを残念に思うかもしれません。しかし、それにより従来の箱型のイメージが強かったスタイリングから、クーペを彷彿とさせるスポーティでスタイリッシュな外観に生まれ変わりました」とし、ベースの『ゴルフ』と比較し、全長で50mm長く、全高は55mm低くなったことから、全体的にスリークなプロポーションが実現したという。

そして、「カブリオレモデルの醍醐味は風を感じながらの爽快なドライビング体験にあります。それを可能にするルーフシステムは、全開するのに9.5秒、ソフトトップの先端部分がそのまま収納カバーを兼用するので、別途カバーを取り付ける煩わしさもないのです」。ルーフを閉じるのにかかる時間は11秒で、オープン、クローズいずれの場合も手動でのロック、アンロックを行う必要は無い。また30km/h以下であれば走行中でも操作が可能となっている。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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