日本でも導入が開始された新型アウディ『A6』のターゲットユーザーはビジネスエリートだと、同社代表取締役社長の大喜多寛氏はいう。
「40代から50代で、色々な革新や意思決定など、チャレンジのある仕事をされている方々です」とする一方、「(仕事から解放されたときは)非日常的な活動や、レジャーを楽しむなど、人生をエンジョイしているような人たちがターゲットだと考えています」と話す。こういったユーザーが、A6が提案する新しいテクノロジーやデザインの意図を汲み取り、購入すると考えているのだ。
そして、A6はアウディの中でもエポックメイキングなクルマだという。大喜多社長はライバルのBMW『5シリーズ』やメルセデス『Eクラス』などに対し、「我々はこのA6で挑戦者として日本で確固たる地位を占めていきたい」と話す。これにより、「他のモデルの販売サポートや、ブランドイメージのさらなる向上につながるのだと思っています。我々からするとこのクルマはボリュームだけではなく、ブランドイメージの観点からも一番重要なクルマだと位置付けているのです」とA6に寄せる期待を語った。