トヨタ自動車は5日、FFミディアムセダン新型『カムリ』を発表した。国内市場に投入されるカムリは全車ハイブリッドモデルとなり、セダン市場が縮小化する国内においてカムリの存在感を示すことを目指した。
搭載されるハイブリッドシステムは、160馬力(118kW)・213Nm(27.5kgm)を発生する2.5リットルエンジンと、143馬力(105kW)・270Nm(27.5kgm)のモーターの組み合わせ。
システム全体の出力は205馬力(151kW)、燃費は10・15モードで26.5km/リットル、JC08モードで23.4km/リットルと、3リットルクラスのパワーと低燃費を両立させた。
カムリは、北米ではミディアムセダンセグメントにおけるベストセラーモデル。国内導入に関して、カムリのチーフエンジニア岡根幸宏氏は「国内では、セダン市場の縮小化によりカムリの存在感を示せていない。デザイン、性能、クオリティ、すべてを刷新することで、“今までとは全く違うカムリを創造する”ことを目指した」と述べている。
価格は、304万 - 380万円。