ブガッティが2009年9月、創業100周年を記念して披露した超高級サルーンコンセプト、『16Cガリビエール』。同車の市販が、確定したようだ。
これは7月28日、ドイツの自動車メディア、『auto motor und sport』が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたブガッティのヴォルフガング・ドゥルハイマー社長兼CEOは、「2012年に市販し、販売目標台数は1000-1500台。価格は100万ユーロ(約1億1000万円)以上になるだろう」と、具体的な販売計画を初めて示したという。
16Cガリビエールは、世界で最もエクスクルーシブ、エレガント、パワフルな4ドアサルーンを目標に開発。エンジンに関しては明らかになっていないが、『ヴェイロン』用の8.0リットルW16気筒エンジンがベースで、最大出力は800〜1000psレベルになると見られる。
なお、この16Cガリビエールは、市販時には『ロワイヤル』のネーミングが有力だ。