2010年5月、EVの共同開発を軸とした資本・業務提携を結んだトヨタ自動車と米国テスラモーターズ。両社の協力関係が、さらに緊密度を増した。
これは20日、テスラモーターズが明らかにしたもの。同社の発表によると、テスラとトヨタは向こう3年間に渡るEV向けパワートレインの供給契約を締結。トヨタはテスラに、その対価として1億ドル(約78億円)を支払うという。
両社の当初の契約では、『RAV4EV』用のモーターやバッテリーの購入代金として、トヨタがテスラに6000万ドル(約47億円)を支払うとしていた。今回の発表では、その契約額が上積みされたことになる。
米国トヨタ販売は19日、2012年に米国市場へ投入するRAV4 EVについて、「フリート販売だけでなく、一般顧客向け販売も行う」とコメント。RAV4EVの販売に、力を入れる意向を示している。