日産 アトラス など3車種、エンストして再始動できない

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改善箇所説明図
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日産自動車は22日、小型トラック『アトラス』、いすゞブランドの『エルフ』、ニッサンディーゼルブランドの『コンドル』計3車種の電気配線に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2011年3月30日~同年5月31日に製作された187台。

不具合は2か所で、(1)ディーゼルエンジン搭載車で、エンジン制御用電気配線の配索経路指示が不適切なため、電気配線がサスペンションアッパーリンクに干渉して損傷。ショートしてヒューズが切れエンストし再始動できなくなるおそれがある、(2)6速自動変速機搭載車および5速手動変速機搭載車で、セカンドクロスメンバ部の電気配線配索経路指示が不適切なため、電気配線が変速機後部の回転部に干渉。配線が損傷してエンストし再始動できなくなるか、制動灯が点灯しなくなるおそれがある。

(1)については全車両、電気配線の配索経路を点検し、誤配索の場合正規経路に修正する。配線が損傷している場合は配線を修理する。(2)については全車両、電気配線の配索経路を正規経路に修正し、配線が損傷している場合は配線を修理する。

不具合発生件数は(1)が1件、(2)が7件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。

《レスポンス編集部》

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