米国の大手二輪メーカー、ハーレー・ダビッドソンは19日、2011年第2四半期(4〜6月)の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は13億3974万ドル(約1055億円)。前年同期比18%増と伸びた。また、純利益は1億9058万ドル(約150億円)。前年同期に対して、2.7倍もの伸びを達成した。
増収・増益となった要因は、地元米国市場での回復が大きい。2011年第2四半期の世界販売(出荷ベース)は、前年同期比13%増の6万6815台。米国に限れば、前年同期比26%増を記録している。
ハーレー・ダビッドソンは2009年4月、新CEOとして米大手部品メーカー、ジョンソンコントロールズの社長、キース・ワンデル氏をヘッドハンティング。同氏の手腕によって、創業以来最悪と言われた経営不振状態から、脱却したといえそうだ。