“パナソニック ゴリラ”へのブランドチェンジを果たした2011年の夏モデル。その中でもハイエンドモデルに位置するのが『CN-GP710VD』だ。7インチワイドVGAに16GBのSSDを搭載し、最大3年間の道路マップ無料更新、旅行誌『るるぶ』のガイドデータ収録など、AV一体機に匹敵する機能・性能が売りとなっている。
まずワイドVGAは、従来のワイドQVGAに比べておよそ3倍の解像度を持ち、道路や文字などの表現力・視認性が格段にアップ。バックライトにはLEDを採用しており、高輝度でメリハリのある描画が特徴だ。
16GBのSSDには電話番号約3850万件、住所地番約3500万件、名称約850万件など豊富なデータベースを収録し、4段階スケール切り替え可能な市街詳細図と歩行専用地図データも搭載。道路マップ更新は、2014年7月31日までが無償更新の対象期間で、配信データは1年間に6回更新される。
これまでのゴリラシリーズで定評だった自車位置精度へのこだわりにも余念はない。0.2秒ごとの自車位置検出、上下センサー/左右センサーそして加速度センサーなどを加味した高精度測位を実現している。また起動後の測位を高速化した「クイックGPS」、高性能CPU採用によるレスポンスも特長だ。